放送日:2019/08/21
あらすじ
膝を抱えるようにして横たわった男の遺体が発見され、専従捜査班の水田環(倉科カナ)と青山新(塚本高史)が臨場。環は遺体の顔を見た瞬間、衝撃を受ける…。その男は、環が警察人生で初めて関わった、苦い記憶を呼び起こす事故の加害者・和田幸雄(加藤虎ノ介)だったのだ!
10年前――。娘の瞳を乗せた車椅子を押す竹沢茜(とよた真帆)が交差点に差し掛かったところに、走ってきた和田が激しく衝突。二人が転倒した際、茜の手から離れた車椅子が坂道を下って行き、電柱に激突するという痛ましい事故が起こった。当時、所轄署の地域課に配属されたばかりだった環が、初めての現場に足がすくみ、立ち尽くしていたところ、上司の大田黒敬一(菅原大吉)に怒鳴り散らされ、追い払われてしまった…。
――現在の環からは想像もつかない新人時代の話に、天樹悠(東山紀之)ら専従捜査班のメンバーも驚きを隠せない…。
そんな中、和田の司法解剖が終了。東都大学医学部の法医学教授・堂本俊太郎(北大路欣也)によると、死因は鈍器のようなもので後頭部を殴打されたことによる脳挫傷。死斑や死後硬直の様子から、和田は別の場所で殺され、箱に詰め込まれて運ばれてきたということが判明する。
聞き込みの結果、和田は金に汚く、評判の悪いフリーライターである反面、定期的に瞳のお見舞いに通う誠実な顔も持ち合わせていたことがわかる。
一方、和田の部屋を捜索していた天樹らは、USBを発見。その中には、10年前の衝突事故についての取材メモも含まれていた。和田は自分の過失ではなく、交差点の信号機の誤作動が事故の原因だと疑っていたのだ! 和田が金のために信号機の工事会社をゆすっていた可能性が浮上する中、取材相手である工事会社の社長が、環の元上司・大田黒だと判明!
事故当時、環を現場から追い払って和田の衝突事故を処理した大田黒が、なぜ工事会社の社長になっているのか…。疑惑が深まる中、大田黒のもとへ向かった環は、10年前のトラウマを清算し、事件の真相を明らかにすることができるのか…?刑事7人第5シリーズ 第06話
https://www.tv-asahi.co.jp/keiji7_05/story/0006/
キャスト、ゲスト、出演者
天城悠(専従捜査班 刑事)・・・東山紀之
水田環(専従捜査班 刑事)・・・倉科カナ
野々村拓海(専従捜査班 刑事)・・・白洲迅
竹沢茜・・・とよた真帆
太田黒敬一・・・菅原大吉
和田幸雄・・・加藤虎ノ介
池松亮・・・安達健太郎
若柳琴子、菅井玲、竹井梨乃、坂東彦三郎、酒井健太郎、倉田昭二、原田里佳子、川田秋妃、金子莉彩、千寿
谷本貴彦、南瀬崇、神田直美
芸優、クラージュキッズ、古賀プロダクション
青山新(専従捜査班刑事)・・・塚本高史
片桐正敏(刑事資料係長)・・・吉田鋼太郎
堂本俊太郎(東都大学 法医学教授)・・・北大路欣也
第06話のロケ地
平成21年10月12日、女の子が事故にあった坂道・・・東京都大田区東雪谷3丁目9~12(35°35’37.9″N 139°41’27.5″E)
令和元年8月19日、男の遺体が見つかった場所・・・東京東映撮影所(東京都練馬区東大泉2丁目34-5)
水田環が新米の時に勤めていた交番・・・
天城悠と野々村拓海が訪れた出版会社・・・
水田環と青山新が訪れたフレットプライム医科大学病院・・・神奈川県立がんセンター(神奈川県横浜市旭区中尾2丁目3-2)
竹沢茜が住んでいるマンション・・・
水田環と青山新が訪れた新安電業・・・
病院の屋上・・・東京東映撮影所(東京都練馬区東大泉2丁目34-5)(35°45’13.7″N 139°35’42.9″E)
青山新と水田環が調べていた太田黒の家・・・
天城悠と野々村拓海が話を聞いた警備会社・・・
天城悠と野々村拓海が池松亮に話を聞いた非常階段のビル・・・髙商ビル(東京都新宿区新宿3丁目9-10)
竹沢茜が勤めていたスーパー・・・
撮影協力
神奈川県立がんセンター
KINGDOM QUEEN
感想
坂を下りて行く車いすに乗った女の子の表情がいい感じ。
元上司を呼び捨てにするとは。
10年も入院していて、いまさら退院?
60㎏以上もある男の遺体を女性一人で運べるか?