放送日:2019/07/31
あらすじ
家の中に血まみれの女性の死体があるという通報を受け、制服警官が現場に駆けつけると、死体は消えていた! しかし、現場には、血痕と死体を運び出したときに付いたと思われるスーツケースの車輪の跡が残されていたため、専従捜査班が臨場することに。現場検証の結果、防犯カメラが壊されているうえに、部屋中の指紋も拭き取られていたことがわかる。
現場は、飲食店を経営する神崎裕一(浜田学)の自宅で、第一発見者は、裕一の妻・美穂(瀬戸カトリーヌ)。美穂は、死んでいたのは夫の愛人・森円香だったと断言する。なぜ愛人がこの家で殺されていたのか…、疑問を感じた天樹悠(東山紀之)ら専従捜査班。水田環(倉科カナ)と青山新(塚本高史)が裕一に話を聞いたところ、現在神崎夫妻は別居中で、この家には誰も住んでおらず、この日、円香を交えた三人で、慰謝料や財産分与など離婚について話し合いをする予定だったという。
裕一の部屋を調べていた天樹は、引き出しに挟まっていた特徴的な花柄のハンカチに何か引っかかるものを感じ、鑑識に照合を依頼する。
翌日、法医学教授・堂本俊太郎(北大路欣也)の鑑定で、裕一が提供した円香の毛髪と現場に残されていた血痕のDNAが一致。堂本は、採取された血痕の量から円香が生存している可能性はゼロと断定する。
さらに、天樹がこだわっていた花柄のハンカチから検出されたDNAが、4年前の未解決事件の被害者のものと一致! この事件は、当時、こつ然と姿を消した山下栞(咲坂実杏)の自宅から、血痕とスーツケースを引きずった跡が見つかり、さらに部屋中の指紋が拭き取られていたというもの。共通点が多いことや、ハンカチが裕一の部屋から見つかったことから、天樹は今回の事件との関連性を確信する。
まず4年前の事件を調べ直そうと、天樹らは4年前の事件を目撃したスナック経営者・田宮映子(櫻井淳子)に会いに行く。
そんな中、今回の事件の被害者・森円香という女性は偽名で、この世に存在しないことが判明! 事態はさらに混迷を極めることに…。刑事7人第5シリーズ 第03話
https://www.tv-asahi.co.jp/keiji7_05/story/0003/
キャスト、ゲスト、出演者
天城悠(専従捜査班 刑事)・・・東山紀之
水田環(専従捜査班 刑事)・・・倉科カナ
野々村拓海(専従捜査班 刑事)・・・白洲迅
田宮映子・・・櫻井淳子
神崎裕一・・・浜田学
中原由莉・・・池津祥子
神崎美穂・・・瀬戸カトリーヌ
山下栞・・・咲坂実杏
山下早苗・・・星ようこ
筒井巧、石井淳、高橋弾、小田垣陽菜
青木美香、長村茉祈、高橋蒼、由貴、浅野夢彦、西川玲奈
谷本貴彦、南瀬崇、神田直美
クラージュキッズ、芸優、古賀プロダクション
青山新(専従捜査班刑事)・・・塚本高史
片桐正敏(刑事資料係長)・・・吉田鋼太郎
堂本俊太郎(東都大学 法医学教授)・・・北大路欣也
第03話のロケ地
遺体が発見された神崎邸・・・パークサイドヴィラ東京善福寺公園(東京都杉並区善福寺3丁目8-4)
4年前、山下栞が住んでいたマンション・・・モンパルテ(埼玉県川口市坂下町1丁目8)
神崎裕一が経営するレストラン・・・
山下邸・・・ユアーズ成城(東京都世田谷区成城7丁目18-5)
田宮映子がやっているスナック・・・
4年前、田宮映子が被害者と男がもめているところを見た場所・・・石神井公園駅北口(東京都練馬区石神井町2丁目14)(35°44’37.8″N 139°36’24.7″E)
スーツケースが見つかった池・・・
専従捜査班のメンバーがいた居酒屋・・・酒蔵あっけし(東京都練馬区東大泉5丁目41-13)
料理教室・・・
天城悠が訪れた上天宮稲荷神社・・・東伏見稲荷神社(東京都西東京市東伏見1丁目5-38)
田宮映子が赤ちゃんを産んだ病院・・・
田宮映子が赤ちゃんを置いたもえぎ乳児院・・・東京聖テモテ教会(東京都文京区弥生1丁目3-12)
田宮映子が神崎裕一を待っていた駅・・・
撮影協力
株式会社In Field
monparte
感想
若い時に産んで捨てた子どもを自分の人生の生きがいにしているって悲しい。
しかも恨んだ相手が勘違いだった。
今回の事件は、後味が悪い。